公務員を辞めてバリスタFIREを達成した話|働き方を変えたいと思っているあなたへ

FIRE・働き方

公務員のリアルな働き方

公務員は、「定時で帰り」で「土日お休み」のイメージですよね?
実態は違います💦少なくとも私が勤めていた自治体は、違いました。

時短勤務にもかかわらず、残業がありました。個人情報を含む書類は持ち出せないので、そういった仕事は残業して片付ける。それ以外の作業は家に持ち帰ってやる。休日出勤もある。

子どもを迎えに行って、ご飯を食べさせて、寝かしつけてから仕事を再開する。そんな日もありました。育休から復帰してしばらくは、仕事、家事、育児の両立の仕方がわからなくて、朝4時に起きて、夜ご飯の用意をして出勤していました。

「もう少し時間に余裕が欲しい」そう思うことが、だんだん増えていきました。

転機になった子どもからの電話

転機になったのは、子どもたちからの電話でした。

残業をしているといつも夜8時頃に、職場にいる私のスマホが鳴ります。出ると、まず上の子が話しかけてきます。

「お母さん、もう 帰ってくる?」

そして電話口の向こうから、下の子の声が聞こえてくる。

「おかあさん いっしょに ねよう」

泣きながら言っていました。

育休中はずっと一緒にいた。毎晩寝かしつけていた。それが仕事に復帰した途端、夜になっても母親が帰ってこない。2歳の子どもには、理解できなかったと思います。

泣き疲れて寝た顔を見るたびに、私はいったい、何のために働いているんだろう。

考えるようになりました。

FIREを決意するまで

振り返ると、ずっとしんどかったんだと思います。

独身の頃は、仕事に目一杯向き合えていました。でも結婚して、子どもが生まれてからは、仕事・家事・育児、すべてが中途半端な気がして、いつも誰かに後ろめたい気持ちでいました。仕事を優先すれば、家族が犠牲になる。家族を優先すれば、仕事が中途半端になる。子どもが熱を出せば休まないといけない。そのたびに職場に申し訳ない気持ちになる。

夫は家事にも育児にも協力的でした。子どもがお父さん大好きって言うだけはあります。

でも私自身が責任感を持って仕事に向き合い続けることに、限界を感じていました。そんな時に、泣き疲れて寝ている子どもの顔を見ました。

それからFIREを本気で考え始めました。数字を計算して、夫と話し合って。「やれるかもしれない」という気持ちに、少しずつ変わっていきました。

退職までの道のり

決意してから、実際に退職するまで4年かかりました。

その4年間で、資産を積み上げて、固定費を削って、FIREできる状態を整えていきました。

私の退職が内示で示されたあと、同じように家事・育児・仕事を両立しながら悩んでいた女性の職員たちが、「やっぱり両立って無理なのかな」と悩みながら話に来てくれたり、連絡をくれたりしました。一番仲が良かった同期は「寂しいけど、はなの人生だから」と応援してくれました。

彼女たちが仕事を続けられる職場であってほしい。そう思っています。

バリスタFIREを選んだ理由

「もう働きたくない」と思っていたわけではありませんでした。

しんどかったのは、仕事の量と働き方。働くことが嫌いだったわけではない。だから完全にやめるのではなく、自分のペースで働き続けるバリスタFIREを選びました。

理由は2つあります。

一つは、社会とのつながりを持っていたかったから。家にこもりきりになるのは、自分には合わないと思いました。適度に外の世界と関わりながら生きていきたい。

もう一つは、子どもたちに働くことの大切さを伝えたかったから。お金は働いて得るもの。その姿を見せ続けることが、親として大事だと思っています。

週4日・6時間の在宅ワークという今の働き方は、そのバランスがちょうどいい。

辞めてみてどうだったか

辞めて、最初に感じたのは「土日が自分のものになった」という感覚でした。

以前の土日は、仕事か家事で終わっていました。子どもと遊ぶ時間も、宿題を見る時間も、ゆっくり話を聞く時間もなかった。

今は違います。土日は完全に休みです。子どもと一緒に出かけて、宿題を横で見て、他愛もない話をゆっくり聞ける。

そして自分自身も、元気になりました。知らず知らずのうちに消耗していたんだと思います。辞めてみて初めて、それがわかりました。

心に余裕ができたら、やりたいことも出てきました。そのひとつが、このブログです。

今の働き方しかないと思っているあなたへ

今の働き方しかない。この仕事を辞めるわけにはいかない。

そう思っていませんか?私もそう思っていました。

でも、選択肢は思っているより多いです。

今の会社や職場にしがみつかなくても、生きていける方法はある。人と違うことをしても、大丈夫です。

私自身がそうでした。周りと違うことを、一つひとつ試してきました。

車を売っても大丈夫。保険を解約しても大丈夫。投資を始めても大丈夫。きちんとお金の勉強をして、きちんと管理できれば、ずっと働き続けなくても大丈夫。

みんながしていることが、正しいわけじゃない。

「普通」に見えるものの中に、実は必要のないものがたくさんあります。そこに気づいた時、選択肢はぐっと広がります。

きちんと勉強すれば、人と違う道を選んでも、自分の人生を手に入れられる。私がそうでした。

お金の不安がなくなると、人生の選択肢は思っているより広がります。まず知ることから始めてみてください。

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