→ 1700万円溶かした夫と、44歳でバリスタFIREを達成した私。次は二人でFIREを目指す話
「iDeCoって、やった方がいいの?」と聞かれたら、「まずは、新NISAから」と答えています。
私も最初は満額で始めました。節税になるし、老後のためにやらない理由がないと思っていたんです。でも途中で、ちょっと立ち止まることになりました。
きっかけは、iDeCoの退職所得控除ルールの変更でした。
「ロックされているお金なのに、受け取り時のルールまで変わるんだ」と不安になって😅それから掛金を最低額の5,000円に下げて、新NISAを優先する方針に切り替えました。
この記事では、そんなリアルな体験も交えながら、iDeCoの仕組み・メリット・デメリットをわかりやすく解説します。「やるべきか迷っている」という方の、判断材料になれば嬉しいです😊
iDeCoって何?
iDeCo(イデコ)とは、個人型確定拠出年金の愛称です。「自分で積み立てる年金」と思ってもらえるとわかりやすいです。
毎月一定額を積み立てて、自分で選んだ投資信託や定期預金で運用します。60歳以降に受け取れる老後資金を、自分で作る制度です。
新NISAと似ていますが、大きく違う点が一つあります。原則60歳まで引き出せないということ(ただし、加入期間が10年未満の場合は受給開始が最大65歳まで繰り下がります)。老後のためのお金として、がっちりロックされます。
iDeCoの3大メリット
iDeCoのメリットは、3つの税金優遇に集約されます。
① 掛金が全額所得控除になる
iDeCoの掛金は、全額が所得控除の対象になります。たとえば月5,000円積み立てると、年間60,000円分の課税所得が減ります。所得税率が10%の人なら年間6,000円、住民税と合わせると約12,000円の節税効果があります。
積み立てながら税金も減らせる、というのは他の投資にはなかなかない強みです。
② 運用益が非課税
通常、投資で出た利益には約20%の税金がかかります。iDeCoではその税金がかかりません。新NISAと同じ仕組みです。長期で運用するほど、この差は大きくなります。
③ 受取時にも控除が使える
60歳以降に受け取る時にも税制優遇があります。一括で受け取る場合は「退職所得控除」、年金形式で分割受取する場合は「公的年金等控除」が適用されます。
デメリット・注意点
iDeCoには大きなデメリットが1つあります。原則60歳まで引き出せないことです(ただし、加入期間が10年未満の場合は受給開始が最大65歳まで繰り下がります)。
新NISAはいつでも売却・引き出しができますが、iDeCoは違います。
私が掛金を減らしたのも、ここが理由です。「ロックされているのに、ルールまで変わるの?」と思ったら、正直不安しかなくて😅 それから掛金を月5,000円まで下げて、新NISAを優先する方針に切り替えました。
制度は国が決めるものなので、将来また変わる可能性もゼロではありません。「老後資金として割り切れる金額だけ積み立てる」というスタンスが、長く続けるコツかなと思っています。
その他の注意点としては、口座管理手数料が毎月かかること(金融機関によって異なりますが、国民年金基金連合会への手数料として月105円は必ずかかります)も覚えておくといいです。
こんな人におすすめ
老後資金を税金を減らしながら準備したい人
掛金が全額所得控除になるので、所得がある人ほど節税効果が大きくなります。「どうせ老後のために貯めるなら、税金も減らしたい」という人にはぴったりです。
退職金がない人、FIREを目指している人・達成した人
会社員や公務員が気になるのが、iDeCoと退職金の「退職所得控除」の関係です。
iDeCoの一時金と退職金は、受け取る順番や時期によって、控除額に影響する場合があります。
特に近年はルール変更もあり、受取タイミングによっては影響期間が長くなるケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。
一方で、退職金がない人やFIRE後に長期間空けて受け取る人は、比較的シンプルにiDeCoの節税メリットを活かしやすいです。
60歳まで使う予定のないお金がある人
引き出せないことをデメリットと感じるか、「強制的に貯められる」とプラスに捉えられるかで、向き不向きが分かれます。使う予定のないお金をiDeCoに回すなら、むしろ好都合です。
新NISAの枠を使い切っている人
新NISAの年間投資枠(最大360万円)を使い切った上で、さらに節税しながら積み立てたい人にはiDeCoが選択肢になります。
逆に、新NISAをまだ始めていない人はまず新NISAを優先する方がいいと思っています。いつでも引き出せる自由度の高さは、長期投資を続ける上で大きな安心感になります。我が家も新NISAを優先しながら、iDeCoは補助的に使っています。
楽天iDeCoにした理由
iDeCoを始めるには、金融機関を選んで口座を開設する必要があります。私が選んだのは楽天証券(楽天iDeCo)です。
理由はシンプルで、もともと楽天証券で新NISAの積立をしていたからです。同じサイトで管理できるので、使い勝手がいい。楽天経済圏をまとめて使っている人には、自然な選択肢だと思います。
楽天iDeCoのおすすめポイントはこちらです。
口座管理手数料が安い
国民年金基金連合会や信託銀行に支払う法定の手数料として、毎月171円はどこを使っても必ず引かれます。金融機関によってはこれに加えて独自の『運営管理手数料』を取るところもありますが、楽天証券のiDeCoは、これが0円なので、最安コストで運用できます。
商品ラインナップが充実している
オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)やS&P500など、低コストのインデックスファンドが揃っています。私はiDeCoでもオルカンを選んでいます。
楽天証券と一元管理できる
同じ楽天証券のサイトからiDeCoの残高も確認できます。ひとつのサイトで管理できるのが地味に便利です😊
始め方3ステップ
楽天iDeCoの始め方はシンプルです。
STEP1:楽天証券でiDeCo口座を開設する
楽天証券のサイトからiDeCoの口座開設を申し込みます。すでに楽天証券の口座を持っている人は、そこからiDeCoの申込みができます。マイナンバーカードと基礎年金番号が必要です。審査に数週間かかるので、早めに手続きを始めておくのがおすすめです。
STEP2:掛金額とファンドを決める
口座が開設できたら、毎月の掛金額と購入するファンドを設定します。掛金の上限は職業によって異なります。
| 職業 | 月の上限額 |
|---|---|
| 自営業者 | 68,000円 |
| 会社員(企業年金なし) | 23,000円 |
| 公務員 | 20,000円 |
| 専業主婦(夫) | 23,000円 |
無理のない金額から始めるのがおすすめです。私は今は月5,000円(最低額)にしています。
STEP3:あとはほったらかし
設定が完了したら、毎月自動で積み立てられます。新NISAと同じく、ほったらかしでOKです😊
まとめ
iDeCoは、積み立てながら税金を減らせる、老後資金づくりの制度です。節税効果は他の投資にはなかなかない強みで、うまく使えば長期的に大きな差になります。
ただし、60歳まで引き出せないこと、ルールが変わるリスクがあることも事実です。私自身、そのリスクを感じて掛金を最低額まで下げた経緯があります。
まずは新NISA、その次にiDeCo。
これが我が家のスタンスです。新NISAの自由度の高さを活かしながら、iDeCoで節税も取りに行く。両方をうまく組み合わせるのが、長期投資を続けるコツだと思っています。
「老後のお金、何もしていない」という方は、まず楽天iDeCoで口座だけ開いてみてください。口座開設は無料です。動き出すことが、一番大事な一歩です😊

